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温泉を飲む/ドセクシー編ファイナル!



「与一温泉ホテル」は平成3年創業の比較的新しい宿である。

なんでも、初めは民宿をするつもりだったのが、

「いっぺん地面を掘ってみっぺ」という軽いノリで掘ったところ大当たり。

PH(ペーハー)9を越えるアルカリ性単純温泉が、

毎分330リットルも出てしまったのである。


 なにか、温泉が出る確信でもあったのかと聞くと、

「偶然ですよ。ヤマ勘でラッキー!」とのこと。

 人生、なんでもやってみるべきだね。


ホテル名の「与一」の由来は、

「弓の名手、那須の与一の出身地だか墓だかがここにあるのさ」らしい。

 そのアバウトさが、ナイスな温泉宿なのである。

もちろん、内湯、露天風呂とも源泉賭け流し。





その賭け流しだからこそ困ったことになることも。

「源泉が45度もあるんですよ。
だから、冬の露天風呂は少しぬるく、夏はちょっと熱くなるのが難かな」

 つまり、人口調節(加水や加温)しない天然自然のままの温泉のため、

適温と言われる42度ちょうどには温度が保たれないのだ。

当然といえば当然だが、

いつでも適温に調節している日帰り温泉などに慣れた人は、ちょいとびっくりするかも。







 そんな話をしている間に夏川ちゃんが着替えを終えた。

「もう、着替えた?」と廊下から声を掛けると「は〜い。大丈夫です」と黄色い声。
 
いそいそと女風呂に入るとバスタオルを巻いた夏川ちゃんの姿があった。

 …色っぽい。

 と見とれているわけにもいかず、すぐに露天風呂に連れ出し撮影開始。

 ほんの20分ほどで終了。

 しかし、濡れたバスタオルを巻いた女性の入浴姿。

素っ裸よりエロティックに感じるのは私だけだろうか?

 いつもならここで「じゃ、俺も入るから」といいながら、

「イテテテ、妙な引っ掛かりがあってパンツが脱げない!」と、

ギャクの一発もカマすのだが、本日は中止。

 終始撮影に立ち会っていた事務所の社長に怒られそうだからね。









 飲泉は、廊下に冷やした温泉水が誰でも飲めるように置いてあった。

これが、口当たりもよくあの硫黄独特の臭みもない飲みやすさ。

普通の水と言われてもわからないだろう。

しかし、これが、体にいい。

「この温泉を飲み続けて、

インスリンを打たなくてもよくなったという糖尿病の方もいらっしゃいますよ」と宿の人。

その効果が口コミで広がり、お客が増えている。

他に温泉水の宅配もしており、これが人気という。

 糖尿病の他には動脈硬化症や痛風、便秘には、てき面に効く。

だからといって、飲みすぎるのもよくはない。

 一般に、「飲泉」は一回にコップ一杯。日に2〜3杯が適量とされている。

 成分が濃い温泉水だと、飲みすぎるとまれに下痢を起こすこともあるから要注意。










==========================
与一温泉ホテル。
栃木県大田原市佐久山3123-2
TEL 0287-28-2621(代)
1泊2食で10,000円から
泉質…アルカリ性単純温泉
効能…美肌、慢性皮膚疾患、糖尿病、動脈硬化症など。
アクセス…アプリで調べてくれ。
宅配…20リットル4,000円
温泉スタンド…1リッター50円。
==========================

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温泉を飲む/ドセクシー編。



ふっふっふ…。隠微な臭いがするぜ。

「池袋」ってのがいいね。

ちょいと埼玉の泥臭さが臭う響きじゃないか。

男と女の湿った密会には、池袋がよく似合う。

男女の仲は、あくまでも失楽園。

 
 時間通り現れたのは、ピチピチのギャ〜ル!(死語か?)。




名前は、夏川なみちゃん 21歳。

バストはド〜ン!の90センチ!

ウエストはキュ!の60センチ。

ヒップはプリリンの88センチ!






おっと、あんた、池袋の男たちが、全員振り返ってんじゃない。

この俺を見つけたみたいで手を振ってんジャン。

おうおう、周りの男たちの視線が俺に突き刺さる〜!


 快・感!


 小走りでこちらに来る目立つ美形の女。



しかし、、、


その後ろから2人の間を遮るようにのっそり現れた人影がひとつ。

「どうも、本日はよろしくお願いします」と差し出された名刺を見ると、

モデル事務所の社長さんだった。

 あれ? いつもはモデルさんと2人っきりの温泉取材なのに…




社長「今日はうちの事務所、初めてですから、同行させていただきます」
筆者「え?、はあ?」
社長「ご不満、ですか?」
筆者「め、滅相もない!」


 信用されてないってことなのね。まあ、いいけど…。

こうして2人の間は、極度の温暖化でサハラ砂漠と化してしまったのである。

この美女と温泉に行く企画は恒例で、

筆者が担当している某雑誌で連載の温泉取材である。

その取材で毎回モデルを使っており、我が人生で唯一、

若くてかわいい女の子と温泉宿にいけるチャンス(日帰りだけど…)なのだ。

車中の会話もノリノリで、

「取材が終わったら一緒に混浴しよ〜よぉ〜」とかいいながら口説いてたのに、

事務所の社長が一緒じゃ…。

 …などと、口が裂けても言えるわけがない!

あくまでも、紳士に、ニコやかに車に乗って出発した。


「地図アプリ」で調べると池袋駅から「与一温泉ホテル」までは160キロと出た。

距離がでるってのもいいね。

流石は地図のゼンリン、ゼンリンといえば地図である。

と、軽くヨイショして「1日ゼンリン社長」を狙いつつ(笑。


160キロといえば、時間にして2時間半はかかる。

首都高5号線経由で東北道の矢板IC下車。

料金は4,000円。「目的地」でホテル名を入力するとちゃんと出た。

いっちゃ悪いが、あまり有名ではないホテル。

ほう、この「地図アプリ」は有名無名に限らず網羅してるってことだ。
 
 車は、東北道をひた走る。







筆者「今日も暑いですね〜」
社長「そうですね」
筆者「……」
社長「……」
 
…空気が重い。

筆者「ところで、夏川ちゃんは、どこ出身?」
(すかさず)社長「うちの夏川は、北海道なんですよ」


うう・・・気を落ち着かせる為にタバコに火をつけて一服深く吸い込んだ。
筆者「じゃ、夏川ちゃんは東京に来て…」
社長「半年だよね。なみ?」
 
ううううう…会話をやめた。そのまま2時間以上…。





次回、ついに!!

バスタオル1枚!!



ドセクシー編パート2は、お楽しみに!!
(ひっぱるデ〜笑




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ズバリ、温泉を飲む。 〜前編〜



 温泉は「浸かる」もの。

一般的には、そう思ってるだろう。

しかし、温泉とはそれだけではない。

「飲む」ことも、ひとつの活用法なのである。

温泉は、古来から飲むものだったのだ。

それが今、再び注目され始めている。


このことを「飲泉(いんせん)」という。


読んで字の如く「湯を飲む」ことである。これが、効く。

「健康は水から」なんていわれてきた。

他郷、アウエイな土地で体調を崩した時なんか、

「水があわない」と言うでしょ。

ね?

考えてみれば、人体の半分以上は水分。

水によって体調がよくなったり悪くなったりするのも当たり前なのかも。

 その点、温泉は天然の温かいミネラル水。

人間に必要な滋養分を多量に含んだ大自然の贈り物なのである。

 今回の温泉は、その飲泉できる宿。


「与一温泉ホテル」だ!


栃木県の矢板市にある一軒宿で、訪れるお客は湯に浸かり、そして飲んでいる。





 当日の待ち合わせ場所は、池袋の東口。

誰とだってか?。えへへ。美人のお姉さん。

今回は某雑誌の温泉取材でモデルの子が同行しちゃうのです。

次回、ド・セクシー編を、お楽しみに!!



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「伝説の水」を飲む!!/ 後編



日本水と書いて「やまとみず」という。

埼玉が全国に誇る湧き水「日本水(やまとみず)」を目指すことになった。

なんつーか、こう、

日本と書いて「やまと」と読ませるところが本格的な感じがする。

伝えられるところによれば、日本武尊が喉の渇きを覚えて剣で地を突くと水が出た。

その水はあまりにも冷たくて日本武尊が1杯しか飲めなかった伝説があり、

「一杯水」とも言われるそうな。

伝説は胡散臭さプンプンだが、味はいい。

それがタダというのだから、






そりゃ、もう、あーた、行かないわけにはいかないよね。








 花園ICを降りて140号線を秩父方面へ。

つまり、川を左手に見てひたすら西に進むと大きな橋がある信号にぶつかる。

 右側の道路沿いに小さな「日本水」という看板(かなりわかり難い)が目印。

その信号を左折して橋を渡り突き当りをまた左。

道は山へと続きすれ違いができないほど細くなる。

しかし、舗装はされており普通車でも大丈夫。

やがて、小さな集落を通り過ぎ、山へ上がる蛇行した一本道を進むと、

民家の下に蛇口の並んだ場所に着いた。

 これが「日本水(やまとみず)」であった。







 簡易な屋根の下に蛇口が数個並んでおり勝手に水を汲んで行くシステム。

その水源は釜伏山山頂あたりの岩盤という。

そこから湧き出た水流をこの水場まで引いているのである。
 
かなりの人気の湧き水スポットで、埼玉はおろか東京からも汲みに来る人も多数おり、

週末などは行列ができるほどらしい。

 この日は、先客が2組ほどいる程度だったが、

この湧き水目当ての人の車は途切れることがなかった。


 ここで「地図アプリ」を起動。

場所の登録したのはもちろんである。

「これで迷わず来れるぞ!」 といっても、一本道だから迷う方が難しいのだが…。
 

筆者「さあ〜て、次は川だ」

「その前に買い物をしなきゃ」と女房。
 
しかし、初めての土地でどこにスーパーがあるのかさっぱりわからない。

車で走り回っていれば見つかるかもしれないが、いかにも効率が悪いだろう。

ならばと「地図アプリ」を起動。

「周辺探索」で「生活用品」に進み「スーパー」を検索。

すると、現在地を中心に付近のスーパーが複数地図で示された。

これで、無駄に探さなくても大丈夫。

まったく、至れり尽くせり便利な「地図アプリ」である。

緑のナビホニャララだと、こうはいかない!?

 再び140号繊線で東へ戻る。


そして「地図アプリ」で示されたスーパーに一発で到着。

「どんなもんだい! 俺に任せとけ」と俺。

「すごい!ステキ!ついでに、ここの払いも任せたわ!」と女房。

ったくー、仕方ねえな。









買い物を無事終え、一日中、川で遊んで、帰宅したのは夜だった。
 
とりあえず、湧き水も汲んできたし川遊びもできた。

その分財布が軽くなったが、まあ、しょうがない。

早速「地図アプリ」→「エクストラ」で「PC同期」させる。

家なのでPCを立ち上げサイトにログイン。

本日走ってどのぐらい地図が赤く塗り潰されたのか。

 ワクワクする瞬間だ。そして埼玉の表示が出た。そして結果は…。

 まったく増えていなかった。

大分西へ走ったと思ったのだが、既存の町を行ったり来たりしただけだったと判明。

「こりゃ、本格的にマズイ!」


 一発奮起。次回は、大遠征することに決めた。




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「伝説の水」を飲む!!/ 前編


まずい。

ヒジョーにまずい。

プチプチキャンペーンの順位が下がっている。

 最初20位だったのだが、いつの間にか54位に。

「新たにイロイロと塗りつぶしているのに!」である。






こりゃ、なんともマズイ。

夏休み、燃料高騰の時代でも、みんな旅行をしているんだなあ。

3ケタ代に後退するのも時間の問題か!?

「どげんかせんといかん!」とは、わかってはいるのだが…。


うーむ。

これはもう、割り切って大人の夏を満喫する為にクーラーをガンガンにし、

昼間からビールを飲むことにした。

冷蔵庫から発泡酒(我が家では、これを真正ビールという)を取り出し、

プルトップを押し下げたところでちょうど女房がご帰宅。




女房「な〜にやってるのよ!」と怒り出した。
筆者「だって、夏だし、やることないし…」
女房「だったら、家族をどこか連れて行なさいよ」
筆者「え〜!、外暑いし〜…」

 



・・・・外出することに決まった(汗)。

暑い夏には涼しい場所に行く。

とくれば、キーワードは「水」。


 なら、普通は川か海となるが、さにあらず。

水は水でも目指すは「湧き水」。

そう!今回は「山の湧き水」を汲みに行くことにした。

「で、どこの?」と、なぜか水汲みなのに、

いそいそと水着やらタオルやらをバックに押し込みながら女房が聞く。




筆者「そうだな。埼玉あたりかな」とこちらは気のない返事。
女房「あら、意外と近いわね。じゃ、これも必要ね」とテントを引っ張り出してきた。
筆者「埼玉に水汲みに行くだけなんだけど…」
女房「じゃ、これも持っていかなくちゃ」と次はバーべキューセットを準備。
筆者「いや、あの、埼玉…」
女房「食材は、現地で買うわよ。ちょっと、その大型クーラーに冷却材入れて」
筆者「大型って…」
女房「カメラにビデオ。あ、それと日焼け止めのクリームと夜には懐中電灯も必要ね」
筆者「あんた、どこ行くの?」



 
何やかやと車に荷物が満載された。

日帰り湧き水汲みと突然決まったプチ川遊び旅行なのに、

まるで、夜逃げである。



猫のペロリンは爆睡しているが・・・・








しかし、まあ、子供も女房も喜んでいるのにここで「水を差す」こともできまい。

 関越の練馬ICから一路花園ICを目指した。

「地図アプリ」では、埼玉県はすでに行った事になっている。

しかし、それは埼玉を縦断しただけで東西の町は真っ白のまま。

ということで、今回は埼玉の西の町を塗りつぶすことにした。

 しかし、所詮日帰り旅行。

大して白い地図が赤くはならないと思うが、それで順位下落が止まれば儲けもの。

おりゃ!

こんなに塗れた!








さて、行き先は「伝説の水」を求めて某所に突撃する。

後半に続く(ちびまるこひゃんのナレーター風に)。







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踊る!東京湾の釣り!/完結編。






さて、釣りの醍醐味は、まだまだ続く。いや、これからが本番だ。

クーラーに入ったメバルとカサゴ。こいつらを食わなけりゃいけない。




それで釣りは完結。





30センチのカサゴは刺身だろう。

メバルと小さなカサゴは煮付けに決定。




♪タララッタッタ〜、

♪タララッタッタ〜、



おおっと、筆者の中でキューピーの音楽が流れてきたぞ。


「大原利雄の3分間クッキング」といこう。




1.まずは魚の内臓とエラと鱗を取って身に切れ目を入れる。

2.次に、切ったしょうがを酒、醤油、みりんをそれぞれカップ2分の1と水を、

カップ3分の1を混ぜた煮汁に入れて強火のガスにかける。


3.ここでもうひと手間。

鷹の爪を2本砕いて(ここポイント!)入れてひと煮立ち。

そうすると、ぴりりと辛い甘辛煮魚になるって寸法。

ご飯が何杯でも入る絶品煮魚。辛党のグルメならお試しアレ。

 あとは、中火にして魚を入れ落し蓋をして約15分。それで出来上がり。

 刺身は、3枚に卸して切るだけ。新鮮なカサゴはプリプリの白身。




ゴクリ。




生ツバ、ごっくん。

エロい意味じゃないよ。

これが、うんまいのである。


とくと、ご覧あれぇ〜!!
















 
家族で団欒。週に一度の魚尽くし。

もちろん、食卓の魚はきれいになくなった。

クーラーの中の魚もキレイになくなった。


「地図アプリ」
を起動させて本日の自分釣り地図を確認する。


何箇所か新たなカサゴメバルポイントが登録されていた。



フフッ。


ふふふふふ。



ぬわーハッハッハッハ!







今回は釣れようが釣れまいが、このポイントを探るのが目的だったのだ。

これで、船代を払わずにメバルとカサゴが釣り放題ってわけだ。

なんて俺は頭がいいんだ、ガハハ。


 これで、いつでも釣りに行けるぞ!と喜んだのも束の間。

釣り地図を見ていて、ある重大な事実に気がついた。
 

なんてぇ〜こったい!

「船がなけりゃ…、行けねぇじゃん!」


お後がよろしいようで(笑。





【釣り後記】
===============================
訪れた街に数箇所の街が加わった。
前回の富山温泉旅行で50位に急浮上した為、
これでまた順位が上がったと思いきや、
なんと反対に53位に順位が下がってしまった。
「なんてぇ〜こったい!」という事態に。
うかうかしてると100位に後退しそうな状況にちょいと焦り気味?

【キャンペーン】http://mdp.its-mo.net/campaign2008puchi/
===============================


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次回!後編は、ディナー編!

次回は釣った魚の料理編です!


これと「白いゴハン」さえあればOK牧場の巻!!


お楽しみに!





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踊る!東京湾の船釣り/中編。

 
一般に船釣りは、釣りの玄人というイメージがあるが、それは昔の話。




確かに一昔前は、

漁師上がりの気の荒い船長に怒鳴られながら釣りをするマニアックな世界だった。

だが、世も変わり船宿も変貌をとげた。

 船釣りのよさはどこにあるのか。

それは、船長が魚のいるところに連れて行ってくれるのである。

ハイテク魚探を駆使し、

長年の経験と「海の男の勘」で釣れるポイントを探し出し、釣らせてくれるというわけである。
 実は、この船に乗るのはこれで3度目。
(釣り船内木の読みは「ナイキ」が正解でした)

 顔を覚えてもらった「中乗りさん」の上杉さんと以下のような会話をした。

ちなみに「中乗りさん」とは、船上で釣り人のお世話をする人。初心者にも教えてくれる。

大概は釣りの名人だと思って間違いない。

上杉さん「釣れてるよ。うまい人は50ぐらいはいくんじゃない?」と釣況を教えてくれた。

筆者「50尾?。困ったあ〜。そんなに釣れたらどうしよう」

上杉さん「はは、あんたは心配する必要ないよ」

筆者「……」






 まあ、いい。

 とにかく、朝の7時に船は出港した。



実は東京湾は、豊穣の海なのである。

大体魚屋に並ぶ魚はほとんど釣れる。

一時期、ヘドロなどで汚れてしまい「死の海」になったこともあるが、

現在は魚も戻り普通の海へと回帰した。

 よく「東京湾で釣れた魚は食べられるのか?」と聞かれるが、全然問題ない。

中国製ギョーザより安全なのだ。
 
船は1時間と少しで東京湾を突っ切って横浜辺りのポイントに到着。

船上に船長のアナウンスが流れる。合図で仕掛けが一斉に海に飛んだ。

 仕掛けというのは魚を釣るための針と糸の組み合わせをいう。

今回は15号の錘をつけた「胴付き仕掛け」という仕掛け。錘も仕掛けも船で買える。

餌はモエビとドジョウ。ドジョウはカサゴが食ってくるしエビにはメバルが食ってくる。





 魚は、海底の岩礁に潜んでいるため、

錘が底に着いたら糸をピンと張りそのまま食ってくるのを待てばいい。

 女子供、健康なら年配の方だってできちゃう簡単な釣りなのである。

 さて、ここで携帯を取り出す。

「地図アプリ」を起動。現在位置を出しGPSを更新。そして、この場所を登録。

メバルとカサゴのポイントをゲット〜!。

これで、船宿の秘密のポイントを暴き、

「自分だけの釣り地図」ができるってわけだ。ワーハッハッハ! どうだ、すごいだろう。





ちなみに東京湾の海の上は携帯の圏内。十分通話もできるし、メールもできるのである。

 ブル、ブルルと魚が食ってきた感触が手に伝わった。

これが…、イイ。

すごく、、、イイ。 

心臓がドキンと高鳴る!。
「キタ〜!。目薬どこだ〜!」というボケにだ〜れも反応してくれず、

ちょいと寂しい思いをしたが立派に釣り上げたカサゴは30センチほどの大物だ。

 さあ、次だ次! また、ブルル。

 今度はメバルをゲット。

メバルゲットで一人悦に入っていると、突然、トモ(船尾側)の方で歓声が上がった。

押っ取り刀でいってみるとなんと「カマス」が釣れているではないですか。

「誰だ! こんなギャグをカマスやつは!」
 
…無視された。 もう、やめよっと。





 ところで、魚はずっと釣れているわけではない。

やはり自然のもの。

どんなにいいポイントでも、釣れることもあれば、釣れないこともある。

 魚がいるのに餌を食べたり食べなかったり。

潮の流れ、濁り具合などその原因は様々あるが、ようは魚の機嫌次第。

そんな状況でもやはり釣れる人は釣れて釣れない人は釣れないのだ。

これが、腕の差というもの。
 
その腕だが、魚にアピールするような餌の動かし方(「誘い」という)や仕掛けの工夫など、

これはもう経験を積むしかない「神の領域」なのである。


 船長は、腕に関係なく全員が釣れるポイントを探して海の上を転々と船を走らせる。

そのたびに携帯の「自分の釣り地図」には登録ポイントが増えていく。

 午後2時過ぎに沖上がり(終了)。

再び1時間以上かかって朝の桟橋に帰着した。

全員重くなったクーラーと、少し凛々しくなった海の男オーラを纏って家路に着く。

 聞いたところでは竿頭(一番釣った人)は55尾という。かなりの豊漁だ。










釣り船内木
桟橋住所 船橋市高瀬町21
電話 047(429)1354
船長携帯 090(2209)1378
釣り物、時間、料金は問い合わせのこと。
http://www.geocities.jp/naikimaru/
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踊る!東京湾の船釣り/前編。



青島ぁ〜!!!!


湾岸工場地帯が現れた。

「地図アプリ」でホームページにあった住所を検索した結果である。

千葉県の船橋市高瀬町21。これが、船宿の所在地だという。






名前は「釣り船・内木」。

読みが、「ウチキ」なのか「ナイキ」なのかが大事なところ。

一字違いで大違い。

「ウチキ」だと、ナーバスな船長が「人生ってさ…」と船上で語りだしそうな感じだし、

「ナイキ」なら、会った瞬間「オ〜、イエ〜!」とか言いながらハイタッチしてきそう。 

どちらも、嫌だ。
 
とにかく、だ。 

この内木はメバルとカサゴを狙って出船中らしい。





 今回は釣りである。

釣りと地図アプリが何の関係があるのかといえば…。

これが、あるといえばあるし、ないといえばまったくない。

 ハハ、どっちやねん!。と、ここで関西人なら突っ込みが入るところ。

これポイントね。まあ、最後まで読めばわかるはず。

筆者なりの戦略と戦術を持って今回の参戦なのである。





 
 さて、まずは釣りだ。狙うのはメバルとカサゴ。

どちらも「根魚」といわれる魚種である。

根魚とは、海の岩礁地帯に棲んでいるからそう呼ばれる。

従ってサバやアジほどには魚屋さんには並ばないのである。

 それはなぜか。理由は簡単。

漁場が岩礁地帯だから網を入れるわけにはいかないからだ。

すぐに岩に網が引っ掛かるし、そうなれば当然破れるだろう。

 たまに力瘤の入ったイナセな魚屋でお目にかかることもあるが、これが意外に高い。

一尾800円とかすることもある。

 この魚たちは、海の底の岩場に隠れて上から落ちてくる餌を待っている。

だから、釣り方は餌の付いた針を彼らが潜む海底に落とせばいい。

すると、「ラッキー!」ってな感じで魚がパクッと餌を食ったつもりが、

私に食われるというわけだ。







 実地で確認できる食物連鎖。

「魚はスーパーにいるんじゃない、現場にいるんだ!」
「青島ぁ〜!」
「ムロイさん、飲み込んだレインボー針、元にもどせません!」

 早朝6時ごろにナビの通りに岸壁に着いた。

そこには何にもない。海側を見ると何やら船が何隻か舫っている。
 
そのうちに、釣り人と思しき車が集まりだし、あっという間に岸壁の駐車場が満車に。
 桟橋へ続く鉄柵が開かれるとゾロゾロと釣り人が桟橋に降りていく。
 
そこに内木の船が浮いていた。やがて船長も到着。

一気に岸壁が釣りモードにスイッチオン。

釣り人それぞれが竿を出しリールやら仕掛けやらのチェックに忙しい。

 この日の釣り人、つまりお客は私を含めて20人。

満船である。何を隠そう「釣り船内木」は人気の船宿なのである。

その秘密は、とにかく、まったくの初心者でも釣りを教えてくれて釣らせてくれること。

これに尽きる。道具もすべて貸してくれる。

極端に言っちゃえば、

クーラーとお弁当だけ持っていけば釣りが楽しめるレジャー船なのである。



後半に続く!!







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次回の予告!!


次回はっ!!!



踊る!! 東京湾、船釣り大作戦です!!


猫まっしぐら!!!

って、寝てるやん〜!

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